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マタハリ10周年。好きな人と。好きな音楽と。

TOKUZOでお待ちしております7月18日が始まるまでテーマは縁

7月18日は私共の大好きな「TOKUZO」でお待ちしております

cafeロジウラのマタハリ春光乍洩は、2001年7月20日、武田信吾と美尾りりこの2人で名古屋駅西にオープン致しました。 始めて間もない頃はお店をやっていくことの厳しさを痛感し、気持ちが潰れそうになる日々も多くありました。しかし、お客様や様々な方に出会っていくうち、お店をやっていくことがどれだけの喜びをもたらしてくれるかということをも、日々知ることとなりました。

武田信吾と美尾りりこ
武田信吾と美尾りりこ

開店から今に至るまで、私共の店のテーマは「好き」です。好きな食べ物を作り、それを好きと言って下さる方が集い、音楽や映画や旅や本など好 きなものについていつもお喋りしてる、そういう場であること。そして時々、好きなミュージシャンの方々のライブを提供する場であること。
そこだけはこの 10年間ブレることなくまっすぐ続いてて、時折のつらいことも大きな楽しさも日々ぐるぐると渦巻きつつ、今に至っております。

7月18日は、大好きな、そしてマタハリにとってとても縁の深いミュージシャンの方々に来て頂き、素敵な音楽と共に、皆様へ10年間のありがとうの気持ちをたっぷりお届けします!
いつもはマタハリで皆様をお待ちしてますが、7月18日は、私共の大好きな「TOKUZO」でお待ちしております。

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「7月18日」が始まるまで

2011年7月にマタハリが10周年になる・・・。10周年には何かやろうね、何をやろうか、と武田と私は3年ぐらい前から時々口に出してましたが、やりたいことは多いまま漠として形にならず、具体的には何も決められないでいました。

2010年11月、ギタリストでありTOKUZOスタッフの臼井康浩さんがマタハリにご来店。
「来年10周年なので、記念ライブやろうと思うんですけど、何がいいかしらねえ」
「それ、TOKUZOでやったらどうですか?」
臼井さんはすぐさまスケジュールの提案を下さり、その言葉に押されるまま私たちも何をやるかは後回しにして、「7月18日(月・祝)」という日程だけを確保したのでした。その後、私たちはこの日にどんなライブを行うか、脳内で様々な企画の構想を繰り広げました。そうやって考えている時間の何と楽しいことか!

考えた末、これまでマタハリでライブを数回に渡り行ってくれた方、そしてマタハリと私たち2人にとって縁が深いと感じられる方々で1つのバンドを作ってい ただけたら、という考えに至りました。

まず最初にお声をかけさせていただいたのは、私たちが学生の頃から大好きだったサックス奏者梅津和時さんでした。梅津さんの存在により、20代だった私たちの新たな扉がどんどんと開けられていったのです。
2010年12月30日、暮れの荻窪に、梅津さんに10周年記念ライブ出演依頼をしに行きました。

梅津和時さん
梅津和時さん

それから年明けて2011年1月初旬、今度は鬼怒無月さんにメールをしました。
私たちはかつて、鬼怒さんのソロライブを一宮のワインバー「プレゼンチ」で拝見し、うちの店でもこれぐらいの規模で、なおかつ素晴らしいライブをやりたいと、心に決めたのです。それから縁あって鬼怒さんのライブをマタハリで行うことが出来ました。私達の夢はまた一つ、叶いました。

その後、鬼怒さんは多くのミュージシャンをマタハリに紹介してくださり、私たちはいろんな方と知り合いうことが出来たのです。やりたいライブはいろいろあるのですが、このマタハリ10年間の歴史を思うに、梅津和時さんと鬼怒無月さんのお2人を外すことは出来ないと考えました。

鬼怒無月さん
鬼怒無月さん

梅津さんと鬼怒さんは快く引き受けてくださり、お2人を中心として、私たちが大好きな、そして縁深い方々にお集まり頂き、こんなにステキな一夜限りのスペシャルバンドが生まれました!
この、決まっていく過程で得た感動をすべて、ずっと記憶していたい・・・。 梅津さんと鬼怒さんが、どんな形がもっともベストがいろいろと考えてくださったこと。
メンバーが決まり、皆さんから「楽しくなりそうですね!」「すっごく楽しみです!」と書かれたメールが続々と届き、それにどれだけ勇気付けられ、嬉しかったかとか。

今回は、ライブだけではありません。 マタハリのお客様は、映画好きの方が多く、店内では日々映画の話に花が咲いてます。
それで、ライブの前に、マタハリに関する可憐でステキなショートムービー「Happy Together」を上映します!
製作・海月猫、監督・河本隆志。 海月猫の皆さんはマタハリにとって長く大切なお客さんであり、私にとってはいつも、希望と羨望を感じる集団です。そちらもどうぞ、お楽しみに!

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今回の10周年記念ライブのテーマは「縁」

今回の10周年記念ライブのテーマは「縁」です。
「縁」は、演奏してくださるミュージシャンの方たちだけではなく、お手伝いいただいた方すべてに、それぞれ深い繋がりがありました。

今回のライブのフライヤーを作ってくれたのは、内藤力哉さん。彼との出会いも大変面白かったのです。2011年2月中旬。私たちはライブを聴きにTOKUZOに行きました。そこで、以前からよく知っている音楽好きの内藤さんと隣り合わせになりました。彼のことは以前からよく知ってました。いろんなライブでよく顔を見るし、何よりマタハリでのライブにもよく来てくれてます。

なのに、これまでは挨拶ぐらいであまり喋ることもありませんでした。 ライブが始まるまで、私たちは初めていろんな話をしました。仕事のこと、音楽のこと。そしてうちの10周年記念ライブのこと・・・。
ライブを楽しんで家に帰ると、彼からメールが来ていました。「僕は、実はこんな仕事をしていました。なんでもお手伝いします」 とあって、そこには彼が趣味で作った、マタハリの過去のライブの自作フライヤーが幾つも添付してありました。
そのどれもに私は深い愛情を感じました。私たちはちょうどその頃、フライヤーのデザインをしてくれる方を探していたところだったのです。それですぐさま彼にデザインを頼むことにしました。 私は、なんてラッキーな出会いだったんだと思ってました。

↑クリックで拡大します↑
内藤力哉デザイン。
熱くて熱くて勢いのあるもの、リクエストに応えて、
まるでプロレスのフライヤーのようなイメージで作ってくれました!

 

その後、内藤さんと入念な打ち合わせが続き、フライヤーのデザインは最終のターンに入って行った頃。世間話の中で、私がかつて芝居をやっていたという話題になりました。
「もしかして、T、を知ってますか?」 と突然、内藤さんはTから始まる名前をフルネームで言いました。
「知ってるよ。Tはうちの劇団に所属してたし。え、知り合い?」
内藤さんは学生の頃、同じ地元に住む年上のTと知り合いになったそうです。Tは内藤さんにいろんな音楽を聞かせ、それは内藤さんの音楽嗜好を広げていったそうなのです。

ところで、それは17年ほど前のこと。私はTにいろんな音楽を入れたテープを渡してました。その頃、劇団で芝居に使用する音楽を選曲していたのは私で、Tはその音楽を気に入ってくれてました。
それで、コンポステラ、渋さ知らズ、アストル・ピアソラ、小川美潮などなどをTに入れたような記憶があります。Tを介してそれらの音楽は内藤さんのところに届いたようなのです。
そして随分と時間が経って私たちと内藤さんは出会いました。このことを知った時、あの日、TOKUZOで偶然に隣り合わせになったと思っていたことも、実は17年前からあらかじめ決められてたのではないの?と思ってしまい、なんだかドキドキしてしまいました。

今回のライブは、まさにそういうものにしたいと思ってます。

過去に出会ったたくさんのカケラが、ぐるりと廻って、今。

それはあの時と違う形で。 あの時の答えが、今。

あの時の思いが、今。

不思議な縁で結びついて、ぐるりと一回転廻ったこの10周年の夜。
またここから新たな何かが始まる一夜にしたいと思います。

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